ぱとすの人

短歌同人誌「ぱとす」に掲載した文章や編集後記を公開します。

ぱとす2021年9・10月号後記

「ぱとす」復刊第2号をお届けします。前号より4ページ増えました。中綴じの雑誌ですから、ページ数は4ページごと増減します。今号も歌と文章ともにかなり良い原稿が集まったと思います。

 これらを印刷物にするのは責任重大です。しっかり自分の役目を果たします。

 出来上がった雑誌は、私たち同人以外にはほとんど読まれていないとお考え下さい。私は歌壇との付き合いがありませんので、現代歌人に雑誌をあまり贈呈していません。ぱとす短歌会をこのまま同人誌を発行する短歌の趣味の集まりとして続けていくか、いわゆる短歌結社として組織をつくり資金を集めて結社誌を発行するか、今後の進むべき方向にはいくつか選択肢がありますが、私は前者の同人誌としてぱとすを作りたいです。結社という血の通っていない集団にぱとすの名前は相応しくないと考えるからです。

 ぱとすという誌名はかつてのぱとすを始めるにあたって、故松本訓男が命名したそうです。松本さんはいろいろな意味で重要な歌人ですから、いずれ特集を組んで松本さんの作品を研究したいです。

 他にもぱとすでやるべきことがありましたらどしどしご意見やご要望をお寄せ下さい。

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