石邉綾子第一歌集『イヴォンヌのうた』の感想を書きます。 ・かなしみは私だけではないのだと少し歪んだ満月の夜 自分がネガティブな感情にとらわれたとき、自分固有の感情ではなく他人も同じように苦しむと思うことでその感情がやわらぎます。そこで見た満…
松田愼也第三歌集『出で立つ』の感想を書きます。 ・海の辺の丘の日暮れをなごましめ大きプロペラ巡るゆるらに 海に近い丘に立つ風力発電のプロペラがゆったりと回っている風景を詠まれています。 ・空あおく澄み透りたる年始なり未曾有の不況と世界はさやげ…
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